レビュー

【評価・感想】見た目は良いけど単調なゲームシステムとストーリー【オクトパストラベラー】

※ネタバレなし

スクウェア・エニックスによる昔ながらのコマンド式RPGです。

60時間くらいプレイしましたが、ゲームシステム・ストーリーともに物足りないと感じました。

最初のつかみはバッチリでしたが、だんだんと「うーん……」となっていきました。

以下、もう少し詳しく述べていきます。

『OCTOPATH TRAVELER』概要

発売日2018年7月13日
ジャンルRPG
CEROC(15歳以上対象)
対応機種ニンテンドースイッチ
PC

ストーリー

剣士のオルベリク
踊り子のプリムロゼ
商人のトレサ
薬師のアーフェン
狩人のハンイット
盗賊のテリオン
学者のサイラス
神官のオフィーリア

8人の主人公、それぞれのストーリーを追っていきます。

ゲームシステム

基本的なゲームの流れ

マップに、どこの町でどのキャラクターのストーリーが始まるか書かれてあります。

町に行ってストーリーを開始して、ダンジョンに行ってボスを撃破で1章クリアとなります。

各キャラ4章ずつあります。

フィールドコマンド

8人の主人公たちはそれぞれ、フィールドコマンドを持っています。フィールドコマンドは町やフィールドにいるほぼすべてのNPCに対して使うことができます。

買取るアイテムを買う(お金が必要)
盗むアイテムを盗む(確率で失敗)
試合バトルをする(レベル制限あり)
けしかけるバトルをする(負けると関係性悪化)
導く仲間にする(レベル制限あり)
誘惑仲間にする(確率で失敗)
聞き出す情報を得る(レベル制限あり)
探る情報を得る(確率で失敗)

失敗すると町との関係性が悪化するコマンドがあります。関係性が悪化すると、酒場でお金を払うまでフィールドコマンドが使えなくなります。

戦闘:概要

戦闘はシンプルなターン制コマンド式RPGです。

通常攻撃、アビリティ、アイテム、防御、逃げるといったコマンドがあります。

戦闘:弱点

敵には弱点属性が設定されています。

その弱点属性で規定回数攻撃すると敵はブレイク状態となり1ターン行動不能になります。その間、敵は防御力が大幅に下がるので攻撃のチャンスとなります。

戦闘:ブースト

各キャラ1ターンに1つブーストポイントが貯まります。

通常攻撃やアビリティを使う時に最大3ポイントまで使うことができます。ブースト数によって攻撃力・回復力が強化、バフ・デバフのターン数が上昇します。

通常攻撃にブーストを使うと攻撃回数が増えるので、敵をブレイク状態にさせたいときに有効です。

アビリティ

戦闘に勝利すると経験値とジョブポイントを獲得できます。ジョブポイントを消費して戦闘中に使えるアビリティを修得することができます。

アビリティを修得すると、同時にサポートアビリティも修得できます。サポートアビリティは各キャラ4つまで装備できて、フィールド移動中や戦闘中に役立つ効果を得られます。

バトルジョブ

主人公たちは、もともとのベースジョブに加えてバトルジョブを装備できます。

装備するとステータスが上昇し、装備できる武器と使用できるアビリティ・サポートアビリティが増えるので戦闘を有利に進めることができます。

評価感想:ストーリー

8個の独立したストーリー、でも仲間になる

このゲームは8人の主人公がいます。そして、ストーリーはそれぞれ独立したものになっています。しかし、主人公たちは仲間になります。

私は、この仕様のせいでいろいろと問題が出てきているように感じました。

仲間になるくだりがほぼない

主人公たちが仲間になるくだりがほとんどありません。

最初、各主人公キャラはそれぞれ違う町にいます。その町に行って主人公キャラに話しかけると「手伝ってくれるのか、ありがとう」って感じで仲間になるだけです。あまりにも味気ないです。

しかも、頭の良い学者や正義感の強い薬師が盗賊と仲間になります。説明なしです。

仲間になるくだりにストーリー性が無いので、ゲームの仕様上仲間になったという感じがすごく強いです。

主人公たちの絡みはパーティーチャットのみ

メインストーリー上で主人公たちの絡みは一切ありません。あくまでメインストーリーにはその章の主人公しか登場しません。

主人公たちが話すのは、ストーリーの合間に時折出現するパーティチャットのみです。(テイルズシリーズのスキットのようなもの)

主人公たちの会話が見れるのは良いことかもしれませんが、仲間になった理由が薄いし、知らない間に打ち解けてるしで、個人的には取って付けたような会話にしか見えませんでした。

いっそのこと主人公たちを仲間にせず、それぞれが別の人を仲間にしたほうがストーリー的には良いんじゃないかなと思いました。開発的にはめんどくさいですが…。

小粒で展開がほとんど同じ

このゲームには8個のストーリーがあるわけですが、どれも壮大さは無くありふれたものに感じました。

しかも、8人×4章=32章のほとんどが同じ展開で、途中で飽きてしまいました。町に着く→なにかが起こる→ダンジョンに行く→ボスを倒す→町に戻って一件落着という感じです。RPGといえば大体そんな感じですが、1章が1時間くらいで終わるというテンポも同じだし、なにより32個ほとんどが同じなのは辛いです…。

もちろん良かったと思えるシーンもあったのですが、単調で物足りないというのが率直な感想です。

裏ボスまでやって意味があるストーリー

このゲームにも裏ボスがいるのですが、それに関するストーリーが重要すぎてクリア後の要素でいいのか?と疑問に思いました。たぶん、開発の人はここまで見てほしくてストーリーを作っていると思うんですが…。

せめて話はまだ終わってない的なことをゲーム内で教えてほしいです。サブストーリーをやらない人は絶対に気付かないようになっているので…。

評価感想:ゲーム

メインのゲームシステムが隠されている

バトルジョブといういわゆる転職システムがあるのですが、メインストーリー上に導入がありません。フィールドにあるストーリーには関係ない祠に行かないと、転職できないようになっています。探索をしない人は気づかないです。

探索しない奴が悪いと言われたらそんな気もしますが、パッケージ裏にも書いてあるような重要なシステムなのでメインストーリー上で解放されるようにしてほしかったです。

飽きやすい戦闘

どんな敵が相手でも、弱点属性を突いてブレイク状態にして大技を使うという戦法になるのでちょっと飽きやすいです。

また、ボスでもそんなにやっかいな行動をしてこないので、そこまで頭を使う必要がありませんでした。

ただ、裏ボスとの戦闘は骨が折れました。メインストーリーのボスもこれくらいだと良かったのですが…。

ダンジョンにギミックがない

このゲームのダンジョンにはギミックがありません。入り組んだ道に宝箱が配置されているだけです。

ダンジョンのギミックはめんどくさいと感じることも多いですが、全くないと「ただボスに行くまでの道」という感じで味気なかったです。

いちいち酒場に行く必要がある

パーティーの入れ替えのために酒場に行く必要があります。めんどくさいです。

せめて酒場にファストトラベルできるようにしてほしかったです。

フィールドコマンドは新鮮

戦闘したり、買い物したり、仲間にしたりとNPCに話す以外の役割を持たせているのは新鮮で良いシステムだと思いました。

ただ、確率で成否が決まるのがつまらなかったり、控えにいる仲間のコマンドは使えないとか少し難点はありました。

グラフィックとBGMは最高

グラフィックとBGMは最高です。これだけは間違いないです。

点数とまとめ

点数70/100

ゲームだからとストーリーをないがしろにしているように感じられました。

ゲームシステムについても、型にはまりすぎて面白さに欠ける部分が多い気がしました。

不満たらたらですが、決してつまらないわけではありません。シンプルなRPGですので、気軽に楽しめると思います。

ゲーム公式サイト

© 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.



期待の新作!

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