※ネタバレなし
グラセフで有名なロックスターゲームスのオープンワールドゲームです。
めっちゃ面白いゲームです。めんどくさいシステムとか不満点もあるけど、それを掻き消すくらいの面白さがあります。
私的に2018年に発売されたソフトで1番です。
以下、もう少し詳しく述べていきます。
目次
『Red Dead Redemption 2』概要
発売日 | 2018年10月26日 |
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ジャンル | オープンワールド TPS FPS |
対応機種 | PS4 Xbox One |
CERO | Z(18才以上対象) |
私がプレイしたのはPS4版です。
操作とシステムに慣れるまでは辛い

このゲーム、個人的にとても面白いと思ったのですが、最初はいろいろと苦労しました。
まず、操作感が重いです。良く言えばリアルな重さですが、ゲームとしてはちょっと重すぎるかなと思いました。

あと、覚えるべきゲームシステムが結構あります。チュートリアルもあるし、ヘルプもいつでも見れますが、覚えるまでは結構大変でした。
文句を言ってますが、10時間くらいプレイすれば慣れました。ゲームシステムと操作性と操作感に慣れれば、ストーリーをじっくり楽しめるようになると思います。
最初はちょっと辛いと思いますが、折れずに最後までプレイしてほしいゲームです。
めんどくさいシステム

RDR2を遊んでいて、ただ面倒くさいだけだと思ったシステムがあります。
まず、馬のブラッシングです。馬に乗っていると、だんだんと馬が汚れていきステータスが下がります。そのため、ブラッシングをする必要があります。
最初は、愛着がわくしリアリティもあるし良いかなとも思ったんですが、次第に面倒くさいだけだなと思うようになりました。汚れるだけならほっとくんですが、ステータスが下がるとなるとそうはいきません。
あれだけリアルにこだわっといて馬が汚れないのはおかしいので、ステータスが下がるというのを無くして、汚れが気になる人だけブラッシングをするというので良かったんじゃないかなと思います。

あと、銃のメンテナンスというシステムも面倒くさいだけだと思いました。
馬の汚れと一緒で、銃も使っているとだんだん状態が悪くなり性能が落ちていきます。銃のメンテナンスは、馬のブラッシングと違ってガンオイルというアイテムが必要になるのでさらに面倒くさいです。
私は、こういうシステムは無い方が快適に遊べると思うのですが……。
無駄に長い動作

もう一つ、このゲームでストレスを感じるところがあります。それは、特定の動作が長いことです。
具体的に言うと、倒した敵の懐をあさったり、動物の皮を剥ぐ動作です。どちらもゲーム的に省略された動作ではなく、リアルにあさったり剥いだりします。リアルな動作は単純にすごいと思いますが、何回もあさったり剥いだりするので時間がかかることへのストレスが半端ないです。オプションで動作を簡略化したりできると嬉しかったです。
ファストトラベルに不満あり

RDR2にもファストトラベルはありますが、少し不便です。
各地にある駅か駅馬車乗り場間をファストトラベルできます。しかし、お金がかかるうえ駅と駅馬車乗り場の数がそんなにありません。そのため、マップの隅々までファストトラベルするのは不可能です。

あと、主人公たちギャング一味が暮らすキャンプからもファストトラベルできます。こちらは、駅以外の場所にもファストトラベルできるので、マップの端っこの方まで行けます。しかし行った先ではファストトラベルが使えないので、キャンプに戻るには馬か徒歩で行くことになります。(列車や駅馬車でもキャンプにはファストトラベルできません)

馬に乗って景色を見ながらのんびり移動するのも悪くないし、道中でイベントに遭遇するのも面白いのですが、やっぱり時間がかかるのでイライラします。
このゲームには空を飛ぶ乗り物はないので、ファストトラベルをもう少し使いやすくしてくれると嬉しかったです。
各地にある小さいイベントが面白い

RDR2では、いろんなところに小さいイベントが用意されています。
このイベントはマップ上に示されておらず、突然現れます。(ランダムかどうかはわかりません)怪我人、強盗、乞食、決闘、射撃勝負などなど、本当に様々なバリエーションが用意されています。そのため、同じイベントに遭遇することも(そんなに)ありません。

敵が襲ってくるというだけでなく、敵でない人たちがちょっかいかけてくるのが、オープンワールドゲームでは珍しい(たぶん)ので面白いです。
あと、このイベントのおかげで移動中のだるさもちょっと紛れるし、世界観のリアリティも増していると思います。
小さい賑やかしの要素ですが、あるのと無いのとではだいぶゲームの印象が変わるだろうなと思いました。
主人公がかっこよすぎる

主人公のアーサーモーガンのかっこよさは、このゲーム最大の魅力と言っても過言ではないと思います。
まず、見て分かる通りイケメンです。男も惚れる渋さがあると思います。

髭と髪型、服が変更できるので、自分好みのアーサーを作ることもできます。
あと、アーサーは中身もいい男です。ギャングなので悪いことばっかりやってますが、義理人情に厚い男です。(悪人プレイもできますが、基本的にはそうです)
ストーリーはホントにアーサーがいい奴すぎて泣けます。アーサーに感情移入すればするほど泣けます。おすすめです。
サイドミッションにもムービーがある

RDR2を遊んでいてすごいと思ったことがあります。それは、サイドミッションにもムービーが付いていることです。
オープンワールドゲームのサイドミッションは、ムービーが付いていないことが多いです。ただ突っ立ってるキャラが会話してるだけとか……。
RDR2では、メインミッションと変わらないクオリティのものがしっかりついてます。しかも他のゲームに比べて圧倒的にサイドミッション数が多いのに、全部ムービーが付いています。素晴らしいです。

ムービーがあると、やっぱり没入感が違うと思います。ミニゲーム的な内容もストーリーの一部だと思えるというか……。あと、安っぽさや手抜き感も無くなってサイドミッションもやろうって気になります。
なかなか難しいとは思いますが、他のオープンワールドゲームもこうあってほしいです。
まとめ&点数

点数 | 95/100 |
このゲームは、とにかく没入感がすごかったです。
ゲームプレイ部分は、普通のシューティングメインのオープンワールドって感じです。しかし、自然、動物、町、人、ストーリーなどなど、全てが細かいとこまで作り込まれています。そのため、ずっとのめり込むようにプレイしてました。世界観の完成度がゲームプレイの面白さを引き立てているという感じです。
ボリュームも満点ですので、じっくりゲームを楽しみたい人におすすめです。
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